2011-08-01から1ヶ月間の記事一覧

気仙沼、陸前高田復興支援イベント、そして...

8月26日「港町のブルース」歌、森進一。 壊滅的なダメージを受けた気仙沼も、 秋刀魚の初水揚げを迎えるなど漁港の活気を取り戻そうとしているが、 一部では今も行方不明者の捜索が続くなど、復興のスタート地点にも至っていない。 地域によって被災地状…

再び碁石海岸へ

8月26日大島を巡り、碁石海岸近くへ戻る。先日宿泊させていただいた旅の途上で知り合ったS氏のお宅に再びお邪魔する。 8月27日 陸前高田のまつり「きてけらっせぁ」に参加する。ポスターを見て、ふと三千円のチケットを買ってしまった。「街づくり夢づ…

再び碁石海岸へ

8月26日大島を巡り、碁石海岸近くへ戻る。先日宿泊させていただいた旅の途上で知り合ったS氏のお宅に再びお邪魔する。

大島へ

8月25日 唐桑半島から気仙沼市をぬけ、フェリーに乗って大島に渡る。 大きな地図で見る 気仙沼市唐桑町竹駒神社から気仙沼市大島国民休暇村:17.6km 大きな地図で見る 田老から大島:187km

海辺にて

小さな神社の境内にテントを張る。 疲労がたまっているのがわかる。 米を研ぎ水にかして、飯を炊く。野菜が不足しているのか、体調も良くはない。 雨が降ったり、霧が出たり。 どんよりと重い空気の中を歩いていくのだから、あまり晴れやかな気分という感じ…

大船渡へ

8月21日小石浜から、うねうねとした山道をぬけて、大船渡市の近くにテントを張った。天候が崩れて来ているのが、気にかかる。 大きな地図で見る小石浜から陸前赤崎:18.4km 大きな地図で見る田老から陸前赤崎:136km

碁石海岸

碁石海岸に立つ。 「美しい日本の歩きたくなるみち500選」にも選ばれている美しい海岸だ。 黒い玉砂利を敷き詰めたようなところからつけられた名であろう。 この石は黒色泥岩(ホルンフェルス)。 約1億3千年前、海溝に堆積した泥が海底プレートに押され競り…

吉浜をぬけて小石浜へ

大船渡市の吉浜。大津波の被害を受けながら、民家の被害がなかった場所。 過去の教訓から民家を高台へ移したことによる結果である。 鍬台(くわだい)トンネル。全長2,305メートル ガードレールや歩道のない2キロのトンネルを、 徒歩で通過するのはな…

大槌町から根浜海岸

復旧の見通しがたたず閉鎖される吉里吉里駅。 大槌町役場。時計はその時のまま。 大火災で焦土と化した町。当時の面影は何も感じられない。 言葉にならない、と言う言葉が頭に浮かんだ。震災の報道で幾度となく聞いた言葉だ。誰しも同じ想いに捕われるのだ。…

山田町2

8月15日光山温泉から下り、湾に小さな島を抱く山田湾を巡り、道の駅やまだで、テント泊。 山田町の世界一高い堤防がなくなり、「こんなに海が近かったのね」と、お店のおばちゃん。 山田町は、0か100かの被害と言われる。被害を受けた地域は、まさし…

大槌町

山田町から大槌町へ。 吉里吉里駅でテント泊。 山田町船越地区にて被災者慰霊。「大変ね。頑張ってね」と、逆に励まされ、東北人の強さと優しさを知る。 美しききりきり海岸。シャクリシャクリと音を鳴らし歩く。 大きな地図で見る 今日歩いた距離:9.4km(…

山田町

朝、テントに家を作っていたイモムシ君。いつのまにか間借り人と同居していたんだな... 被災地あちこちで復興への決意と復興支援に感謝の言葉。感謝...最勝の生きる力は、感謝から湧き起こるのかもしれない、と思った。死の間際にも人は「ありがとう。…

浄土ヶ浜

浄土ヶ浜の美しい海。さざなみが空を堅牢な巨岩を揺らす。 水底まで見通せるほど澄んだ透明な水。この海が音を立てて引いて行った直後のあの悲惨。 揺れる色に、「本当か。」と幾度も問い直したくなる。 「本当におまえの仕業か。」と。しかし、 ここから襲…

端緒

祈りの灯籠に灯された311。夕べの光景が余韻となって胸に広がっている。 手作りの愛らしい灯籠をずらりと並べる人々。 暮れゆく海辺にともされた道しるべは、さまよう御霊を故郷へ、 愛しい人たちのもとへと導いてくれるに違いない。打ち上げられる花火と…

28歳、石井友規の旅

8月10日 一昨日の深夜、慌ただしい旅から旅の撮影の仕事から帰ったばかりである。 それらの始末をしてから、息をつく間もなく彼は90リットルの新しいザックに荷造りをした。 頭の中ではその地を歩く自分を常に考えていたから、準備する物はあらかた揃えてあ…